不動産の経費を削減する方法 修繕積立金の値上げを防ぐ裏技とは?
不動産投資でワンルームマンションを所有してますが、
修繕積立金の値上げがいたい・・・
特に新築マンションは修繕積立金が非常に低く設定されていて
数年後にどんどん値上げしていくことがほとんどです。
でもだまって値上げを受け入れる前にできることが
いくつかあります。
今回はマンションの管理組合の経費を節減する方法をご紹介します。
不動産投資に限らず、自宅がマンションの方も参考になるかと思います。
電力会社を変更する
マンションは共用部がありますよね。
ロビーやエレベーター、廊下の照明など。
こういうところの電気代は組合が負担しています。
電力会社を乗り換えることで、
この電気代を年間数万円節約できる可能性があります。
関東圏のマンションならば電気の契約は東京電力になってることが多いですね。
私の経験上、出光興産に乗り換えたことで年間数万円の削減に成功しました。
自動販売機を設置する
経費節減というより、収益アップなのですが、
マンションの共有部に自動販売機を置くと収益がアップします。
年間で大体5万円ぐらいは収益が入りますよ。
ただし、マンションによっては以下のような理由で
自動販売機の設置ができない場合もあります。
エレベーターの保全会社の変更
マンションには大体エレベーターがついてますよね。
実はこのエレベーターが金食い虫なんですよね~
エレベーターは電気代もメンテンナンスも非常にお金がかかります。
メンテナンスはエレベーターの製造メーカーがやっていますが、
これに競合したエレベーター保全専用の会社が存在します。
メンテナンス費用が安いことが多いです。
保険会社の変更
マンションは建物共用部で火災保険などに入っています。
この保険会社を変更することで経費節減できる可能性があります。
同じ保険会社でも1年契約から5年契約にすることでも安くなります。
電子ブレーカーの導入
共用部のブレーカーを電子ブレーカーに変更することで
電気代を節減できるケースがあります。
電子ブレーカーは初期費用が25~30万円ぐらいかかります。
しかしそれでも毎月の電気代の基本料金を下げられるので
数年でその費用を回収して、以降経費節減になるのです。
私の所有しているマンションでも電子ブレーカへの変更を進めています。
とある物件ではなんと
年間9万円も経費節減できることがわかりました。
電力の契約を12kWから4kWに変更しています。
以下のような会社で電子ブレーカを導入することができます。
省エネ・省コスト製品、SSR関連製品 | 株式会社ジェルシステム
マンション電気代削減のことならマンションECOサポートセンター
電気代の領収書などがあれば、無料で見積もりを出してくれます。
電子ブレーカとは?
電子ブレーカは電流測定を電子制御で行い、設定アンペアを超えた場合に、
設定したアンペアの割合に応じて時間を計測し、
1秒単位でブレーカーを遮断する仕組みです。
(出典:株式会社 ジェルコミュニケーション)
駐車場、バイク置き場の外部貸し出し
マンションには駐車場、バイク置き場が大体ありますよね。
駐車場、バイク置き場を常に入居者が借りている状態ならば
賃料収入が確保できるのでいいのですが、
ずっと空いているケースがあるのです。
特に駅近の物件だと 、
「駅近くに住んでるからバイクも車もいらない」
っていう風に考える人多いんですよね 笑
この駐車場、バイク置き場を外部に貸すんです!
借りる人がいなくても賃料がとれるように
駐車場、バイク置き場をサブリースするという方法もあります。
照明をLEDに変える
共用部の照明がLEDでない場合、LEDに変更することでも経費を節減できます。
LEDは寿命が長いため、交換周期が短くできて経費節減になるのです。
ただし、マンションによっては設備を入れ替えないとLEDを付けられません。
注意点
説明したような経費節減はオーナーのうちの一人が提案するだけでは
実行できません。
マンション管理組合の総会で議案に上げてもらう必要があります。
ただ、経費節減になる提案に反対する人はまずいないので、
この手の提案はほぼ可決されると思います
まとめ
この記事ではマンションの経費節減の方法についてご紹介しました。
マンションの管理会社は会社にもよりますが、
自主的にこういう経費節減をやってくれません。
将来、修繕費が足りなくなっても、負担するのはマンションオーナーです。
管理会社は実は痛くもかゆくもないんですよね。
ただし、オーナーが提案すれば無視できないのでちゃんと動いてくれます。
私も所有マンションにこういう提案をしたら動いてくれました。
マンションのオーナーが積極的に提案して、経費を節減することを
おすすめします。